以前、お金に困っていた頃、友人が「お金を貸してあげる」と申し出てくれました。その時は、あまり考えずに好意に甘えてしまったのですが、これは大きな間違いでした。当時は、明石市で離婚に強い弁護士に依頼するなどしており、離婚の悲しさや、仕事が見つからないあせりから冷静に判断することができずにいたようです。別に借りなくても食べるくらいはできたのだから、自力で頑張るべきでした。友人の態度も変わってしまったように思います。とにかく返済しなくてはならず、アルバイトで仕事を再開しました。職種を選んでいる余裕などありません。食費を削りながら希望のないまま過した2年間。毎朝、目がさめて考えることは返済です。職場の同僚との付き合いもできず、昼食も一人でパンなどを食べる日々でした。私の勘違いかもしれませんが、お金を貸してくれた友人の態度がギスギスしてきました。とにかく、返済さえすれば問題は解消する。そんな思いで、節約に節約を重ねて、どうにか返済できるまでになりました。その友人に電話連絡をして直接、現金で返済することに。その時、借用書を返してくれると思っていたのですが、友人はその事に触れません。私から言い出すのも気がひけたので、そのままにしてあります。これは本当に辛い体験でした。